お役立ち情報
VOL.1 咳にご用心!
日本人の死因第3位の肺炎!特に高齢者の中で、食べ物が誤って肺に入ることで起こる肺炎(誤嚥性肺炎)による死者が急増しています!
通常は、食べ物を飲み込むと、誤って肺に入らないように、反射的に喉頭蓋(こうとうがい)と呼ばれるフタが働き、
食べ物は食道を通り胃へと流れていきます。しかし、年齢とともに喉頭蓋の反射運動が低下していきます。
そのため、食べ物が誤って肺に入ってしまい、食べ物についた菌などによって肺が炎症を起こしてしまうのです。
予防としては、
- 背中を伸ばして、姿勢よく食べましょう。食事の際の姿勢もとても大切です!
- ひと口の量は、無理なく食べられる量にして、よく噛んで食べましょう。
- 食事をするときは、食べることに集中しましょう。他のことに意識が向いていると誤嚥を起こしやすくなります
- 口内清掃を欠かさず行いましょう。口の中の雑菌が誤って肺に入っても、雑菌の数が少なければ肺炎になりにくいことが分かっていますので、食後の歯磨きなどで口の中を清掃しましょう。